このブログを書き始めてそろそろ3年近くになります。記事数も200を超えました。会社のことから普段の生活、100キロウォークなど、バラバラのことばかり書いておりますが、私の人となりを少しでも皆さんに知ってもらえると嬉しいなと思っております。
最近、採用の面接や人と話している時に感じることがありましたので、今日はそのことについて。それは、
頭の中の前提条件を素直に変えられないと仕事はうまくいかない?

ということです。良く分からないですよね?これはどういうことかというと、弊社はコールセンター会社です。コールセンター会社です。地域柄、経験者の方の応募は少なく、未経験の方が多いです。未経験の方でもバリバリ仕事をしてくる方ばかりで、とても助けてももらっていますが、残念ながら、早期に退職をする方もやはりいらっしゃいます。”それはなぜか?”と考えてみると、そのような方に一つの共通点がありました。
それが、上述の言葉なのですが、コールセンター会社は未経験の方にとって、かなり未知な職種です。普段、あまり接することがなく、電話だけのコミュニケーションなので最初は不安もあり戸惑いも多々発生します。まして、お客様は電話に出たオペレーターはみんななんでも知っているものと思っていますので、ドギマギした対応はできないというプレッシャーも感じます。
飲食店やコンビニ、スーパーなどのように、普段から働いている人の姿を見ることができる職種の場合、自分が働く場合に何をするのか、なんとなく想像ができると思います。しかし、コールセンターの場合は、想像がしにくく、職場によって環境は大きく異なります。その時に、自分の頭の中で、
と考える時、未経験の方の場合、頭の中での勤務の前提条件が人によってとても個人差が激しく、実際に業務に就くとギャップを感じることになります。もちろん、他の職種でも同じことは発生しますが、コールセンター会社の場合は、普段から見ることがない職種のため、特にそれが激しいのではないかと感じております。そうなると、素直で向上心のある方、柔軟な考えのある方などは環境にうまく適応してくれるのですが、そうでない方の場合、
「想像ていたのと違う」
「こんなに難しいとは思わなかった」※どんな仕事は最初はなんでもそうだと思いますとなり、少し頑張ればできるようになることも、チャレンジの前に諦める(つまり、自分の前提条件を変えることができない)傾向があるようです。
また、自分視点で物事を考える方や自分に対して厳しすぎる方は、相手に対して求めるものが強い傾向があるので、自分がして欲しいことや望んでいることが実現できていないと、
・相手が悪い
・自分はこんなに頑張っているのに
・何もしてくれない(実際はそんなことはないのですがそう思い込んでいる)と考える傾向もあるようです。(つまり自分は正しいという視点)
そうなると、なかなか仕事もうまくいかないんじゃないかなと感じています。
弊社の行動指針にある、素直さと向上心、年を重ね経験があるほど失いがちなので、改めて自身を見つめなおしたいと思います。