久しぶりの更新です。ここ数年、会う人会う人から、
・目が真っ赤ですね?大丈夫ですか?
・目が真っ赤ですね?徹夜明けですか?
・目が真っ赤ですね?お酒飲みすぎでしょ?(まあそれは日によっては否定しませんが(笑))
言われるます。そのたびに話をごにょごにょごまかしてはぐらかしているのですが・・・。
なんだかそれも良くないと思っていましたし、かといってその場で話をすると、重い話になるので
控えていましたが、40歳を迎えることもあるのでこの場だけでもお伝えしておこうと思います。
私の目が真っ赤な理由は、私が、緑内障という目の病気だからです。
緑内障は、眼圧が上がって視神経を圧迫し、徐々に視野がかけていく病気と言われております。
私は人よりもどうも眼圧が高く、視神経が弱いようです。
そのため、眼圧を下げる治療を行う必要があり、その中心が、眼圧を下げる目薬による点眼です。
私の場合は、朝と夕方に4種類の眼圧を下げる目薬をしなければならず(一生ですよ・・・・泣)、
それにドライアイも発症(涙の量が人の3分の1だそうです)しているので、ドライアイの点眼を入れると1日に20回近く点眼をしています。
そのため、目薬の防腐剤や副作用の影響で、どうしても目が充血してしまいます。
※特に夕方がひどいんです。副作用でまつ毛も長くなってしまいます
この緑内障、発症したのがいつかは分かりませんが、症状が判明したのは30歳の時でした。
たまたま、メガネを作りに小倉の商店街の眼鏡市場に行き、視力検査をしたところ、店員さんが指差しをしているところが見えず、ちょっとおかしいということになり、翌日に病院に行った時に判明しました。
そこから、長い治療がスタートしたのですが、見つかったタイミングが早かったか遅かったかは今でも考えることがあります。
・もっと早く分かっていれば、今よりも症状は進んでいなかったのではないか?
・いや、このタイミングで分かってラッキーだったはずだ
その時の女性店員さんにはとても感謝しております。(誰か分かりませんが・・・)
ちなみに、緑内障は一方通行の病気です。よく、「治らないんですか?」と言われますが、人間は皆、加齢とともに視神経は減少していくので、直すことは不可能で、眼圧を下げてどこまで視神経の減少を止めることができるかがポイントのようです。
※ちなみに、緑内障発症の原因は、遺伝などの眼圧以外もあるようです
私はすでに左目は視野がなくなっており、幸いある程度視野が残っている右目のみで生活している状況です。発症時の30歳の時を考えると、かなり見えなくなりました(泣)
その影響で小さな文字を見続けるのがきつく、点眼で目がとにかくいつも痛いので、30後半からは本を読むのも、パソコンを使うのもかなり辛くなってきたのが残念です。
※ゴルフが下手くそなのもそのせいにしたい・・・、違うか・・・。
当然、あらゆる治療はすでに実施済でして・・・、
西洋医学の治療から、鍼や気功などの東洋医学まで、これ以上は手がないぐらいのことはやってきました。一度、自分用にサプリメントも作ってみました。
※ほかに何か良い方法があればぜひ知りたいです!
たまに、症状を知っている方からは、「手術で治らないんですか?」と言われるのですが、進行性の病気であることと、死んでしまった視神経はもとに戻らないので、「手術で眼圧を下げて進行を下げることはできても見えなくなった視野はもう元には戻りませんし、すでに手術も何度もやっておりまして・・・(あまり手術はしたくないです)」となります。
今は、点眼とレーザー治療(SLT)をやりながら経過観察をしております。
と、まあ、こういった理由で目が真っ赤(充血)なんです。
初対面の方や、私の症状を知らない方から目の充血のことを質問されても、このことを説明するのもちょっとどうかなと思っておりました。
あまり自分から話すような内容でもないので、ごまかしておりましたが、起業してから外に出て人に会う機会が増えてからというもの、とにかく聴かれることが多かったです。そのたびに、自分自身もごまかして話をするのが毎回嫌でした。質問された方には全く悪気はないので。
そろそろ40歳、緑内障の治療を初めて10年になるので、もう隠す必要もないのかなと思いましたので、せめて、このブログをご覧になられた方は、私の目が真っ赤でも気にされないでいただければ嬉しいです。